その後のイボくんのはなし
つづき
6月の半ばから、そのいつもとてつもなく混んでる病院に通い始めました。
なにか、透明な液体を塗るだけの治療です。
スピール膏と、ヨクイニンも出してくれました。
スピール膏は、病院に来る前日から貼っておいて、との事。
イボの部分はイボコロリのおかげで白く変色していましたが、その分薬の浸透がよいのか、翌々日には厚い皮がペロン、と剥がれた。
なんだか、うすぺったくなった気がする!
と喜んでいました
とりあえず、通院しているとプールも林間学校も、なんだか堂々と送り出せます
だいだい10日から2週間のペースで通いました。
1学期も終わり、発表会も終わり。
イボくんはというと
一向によくなりませーーーーん。
私、思ってたんですが、娘のイボ
いろんな民間療法すると、一瞬はおとなしくなるように見せかけて、その後にぐぐっと強くなります。
そんな気がします。
窒素の時もそうでした
強いバーナーで焼いてもらってたのに、医師が変わってゆるーい綿棒治療になると、そのとたんに一気に活発に・・・・。
夏休みになって、先生に、もしも窒素のほうが治りが早いなら、窒素にしてもらおうと相談
謎の液体+窒素になりました。
液体は先生が塗り、窒素は看護師さんがやります。
で、やっぱり看護師さんによって強さがちがいます
念入りにやってもらったときはいい感じなのに、甘い時は。。。。増えます
「治りますよ!」
と断言していた男性医師
どういうことでしょう?
増えまくってます。
そして患部は広がり、どんどん大きくなってますよ
もう、通いだして3か月たちましたし。
そろそろ先生に聞いてみようと思っていた昨日
今回に先生は何かちがった!
おもむろに
「なんか、イベントとかある?」
「来週運動会があります」
「え?じゃあ、どうする?水ぶくれになると困るよね?」
私たち親子顔を見合わせる
水ぶくれになるっていつも言われてきたけど、窒素で水ぶくれもチマメも出来たことがなかった。
「大丈夫だと思います」
娘もうん、とうなずく
それだけ、イボくんとの生活に嫌気がさしているのです
「よし」
そういうと、男性医師は
ぎゅううううううううううううっ
と綿棒を押し当てる
そりゃ容赦なく
初めて、痛みに強いはずの娘の顔がゆがんだ
イボの色はどんどん変な色になり・・・・・
つづく